波多野睦美の「歌曲の変容シリーズ」の番外編とも言えるG-Loungeシリーズで紹介している彼女のポピュラー路線。第1回「バルバラ」に続く第２弾は、「歌い手たちへのオマージュ」です。

シャンソン、ジャズと軽々とジャンルを超える稀代のメゾが選んだ歌い手たちは、エラ、バルバラなどすでに紹介した歌手に加えて、フォルクローレのメルセデス・ソーサ、ラテンのカエタノ・ヴェローソといった歌手に、なんとちあきなおみにユーミン（いずれもメゾ音域！）。多岐にわたるジャンルの歌手の持ち歌を波多野睦美がどのように歌ってくれるか、今からとってもたのしみな公演となっています。

波多野睦美の柔らかく透明感のある声で聴く名歌の数々。まさに古き良きショーを彷彿とさせるゆったりとした一夜、ぜひ王子ホールでお過ごし下さい。

出演

• 波多野睦美（メゾ・ソプラノ）
• 大萩康司（ギター）
• 山田武彦（ピアノ）

プログラム

• エラ・フィッツジェラルド：オペラ『ポーギーとベス』より「サマータイム」（作詞：D.ヘイワード／作曲：G.ガーシュウィン）
• メルセデス・ソーサ：組曲『アルゼンチンの女たち』より「アルフォンシーナと海」（作詞：F.ルナ／作曲：A.ラミレス）
• バルバラ：「ナントに雨が降る」（作詞・作曲：バルバラ）
• カエタノ・ヴェローソ：「ククルクク・パロマ」（作詞・作曲：T.メンデス）
• ちあきなおみ：「黄昏のビギン」（作詞：永 六輔／作曲：中村八大）
• 荒井由実：「卒業写真」（作詞・作曲：荒井由実）

※本公演は休憩なし、70分程のコンサートです。