クラシックギター１本が奏でるシューベルト「アルペジョーネ・ソナタ」、ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」そしてベートーヴェン「エリーゼのために」。フランス近代音楽よりプーランク、ルーセル、ミヨーを取り上げジャンゴ・ラインハルト「雲」へと続く。異色プログラムをつなぐものそれは肉体と音楽の深いつながりに見る孤独と躍動の音楽。

天才ピアニスト サンソン・フランソワや天才チェンバロ奏者 スコット・ロスを育てた名門音楽院フランス国立ニース音楽院を主席卒業。現代音楽では武満徹氏、福士則夫氏、松本日之春氏らの新作初演をつとめ、世界的フルート奏者マクサン・ラリュー氏をはじめ著名音楽家との共演を多数行う。これまでにラヴェル作曲「ボレロ」やベルリオーズ作曲「幻想交響曲」などオーケストラ作品をギター１本で演奏。かつてない演奏が各国の聴衆を魅了する知られざる鬼才ギタリスト。

～プログラム～
第一部
・エリーゼのために／L.Vベートーヴェン
・アダージョ／G.ヘンデル
・アルベジョーネ・ソナタ／シューベルト
※ロマン・ロラン作「ジャン・クリストフ物語」朗読

第二部（フランス近代音楽からジャズへ）
・サラバンド／F.プーランク
・セゴビア／A.ルーセル
・囚われ人、動物たち／D.ミヨー
・雲／ジャンゴ・ラインハルト
・ラプソディー・イン・ブルー／G.ガーシュイン