クラシックのミカタ

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定期演奏会を応援する理由

日本全国で開催されている定期演奏会

クラシックのミカタでは大きなホールや有名な交響楽団のコンサートはもちろん、地元の学校が主催する定期演奏会や、地元に根ざしたアマチュア・オーケストラ主催の定期演奏会も告知・掲載をしています。これは、「クラシックコンサートをもっと身近に感じて欲しい」という想いもありますが、その中には「地域をつなぐイベント」だと感じているからです。

クラシック業界はプロ・アマ関係なく、少なからず「敷居」というものを感じている人が多くいます。いままで触れたことのない、聴いたことのない世界に足を踏み入れるのは誰にでも「少し抵抗があること」だと思います。ですが、地元の学校や地域の知り合いが開催している演奏会であれば、その敷居は低くなり、クラシックへの関心が少しでも高まるのではないかと思います。

地域に住む人の「孤立」を無くす

定期演奏会は知り合いや家族、いままで付き合いのある人が来場すればそれなりに開場は埋まるという楽団もあると思います。結果、演奏会のチラシには出演者と演奏曲目などの最低限の情報掲載しかしていないと「行ってみようかな・・」という新しい来場者の敷居は変わりません。「クラシック・コミュニティ」に属していない人の来場はいつまでたっても変わることはありません。

2週間に1度、人と話すかどうか。独居シニア男性の5人に1人は、そんな生活をしているのだ。年齢が高くなり、健康に不安を感じるようになったら、なおさら1人暮らしの孤独が身にしみる。もしかして孤独死するのではないかという恐怖も、年齢とともに増していくにちがいない。「2週間誰とも話してない」独居老人男性の切実 より引用

定期演奏会は「開(ひら)けたお祭り」であって欲しいと思います。
地元の神社やお寺で毎年開催される夏祭りのように、誰でも参加できて、自由に楽しめる。時にはポップで楽しい演奏を楽しんで、ある時には荘厳な歴史を感じるクラシックの響きを感じるような演奏で、地域に住む人々全員に愛され続けるような演奏会を目指してほしいと思います。

ですので、定期演奏会や地域楽団主催の演奏会のチラシには「お一人でもお気軽にお越しください」の一行があるだけでも地域の繋がりを感じられる演奏会に一歩近づくのではないかと思います。

コンサートホールを生活の真ん中に

地域の演奏会が盛り上がることで、自然とコンサートホールも身近に感じてくれることでしょう。現在、経営難で日本全国のホールは閉館したり、修繕費用が工面できず老朽化の一途を辿っています。

演奏会ひとつひとつのチラシ告知や集客を丁寧にすることで、少しづつでも地域の人達がホールに集うようになり、クラシック以外のイベントも盛り上がってくる。自ずと、コンサートホールも人が行き来し、活力がどんどん増して、地域全体が活気づいてくる。

みなさんの演奏会のひとつひとつが「これからの町をつくっている」と言っても過言ではないと考えています。

クラシック音楽が地域の真ん中に

クラシックのミカタは学生のみなさんの定期演奏会や地域に根ざしたアマチュア楽団のみなさんの演奏会の告知や集客を微力ながら応援させていただくことで、クラシックファンが増えることはもちろん、日本の地域それぞれが音楽に溢れた、活気のある町づくりに少しでも貢献できるのではと思い、日々運営しています。

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